土地や建物を贈与するとき
Donation

不動産の贈与

贈与とは、当事者の一方が、相手方の承諾のもと、自分の財産を無償で相手に与えることです。もっと簡単に言うならば、当然ではありますが、物を人にあげることです。
 誕生日プレゼント等の贈与については、日常生活で触れる機会も多いかとは思いますが、不動産の贈与については、金額も高額になりますし、また人生において何度も経験するものではないと思います。そして、不動産の贈与を行う場合には、贈与した不動産の名義変更、つまり登記手続きが必要になります。

司法書士は、不動産の贈与が適切になされるよう、登記手続きを中心に皆様のお手伝いをさせていただきます。

手続きの流れ

ご相談

ご相談

物件の情報等を伺った上で、手続きの流れや必要書類、費用についてご案内させていただきます。


書類の収集

お客様書類の収集

登記に必要な書類をご用意いただきます。
必要書類としては、贈与する方の印鑑証明・ご物件の権利証、贈与される方の住民票となります。
その他、ご物件の評価証明書も必要になりますが、ご依頼いただければ当方でも取得可能です。


書類の作成・収集

当事務所書類の作成・収集

贈与に関する契約書などの書類や、登記のための必要書類を作成いたします。また、登記のための必要書類の手配を行います。


ご捺印

お客様ご捺印

当事者の皆様に、必要書類にご署名ご捺印いただきます。


登記申請

当事務所登記申請

書類が調った段階で、登記を申請いたします。
登記申請から1~2週間ほどで登記は完了いたします。
その後、新しい権利書やお預かりさせていただいた書類をお返しさせていただき、手続き完了となります。


本当に贈与は必要か?

不動産の贈与をする理由については、人によって様々だとは思いますが、
多くの場合、贈与される方の意向は遺言書の作成によって対応可能です。
贈与登記には、2%の登録免許税がかかり、手続き全体の費用としては高額になりがちです。
一方で、遺言書の作成であれば、贈与の場合と比べ少額で済むことがほとんどです。

当事務所ではご意向を伺った上で、そのご意向が最大限尊重される方法を
皆様と一緒に検討させていただきます。

相続手続き・遺言

相続(遺産相続)とは、人が亡くなった際に、亡くなった人の持っていたすべての権利義務を、
法律で定める一定の範囲内の親族が承継することです。
これには、様々な手続きが必要になります。

相続手続き・遺言